「STEIN;S GATE 0」と、小話
アニメは好きである。本数はそれほど見ない。
今年でいえば、
「ポプテピピック」
「邪神ちゃんドロップキック」
これらはなんjの影響で。
を劇場版まで。
これは何というか、まあ、ショッキングな現実から逃れるため、とでもいうか。
そういう目的に相応しいアニメーションかは別として。
「未来のミライ」
この二つを劇場で見ている。
ここまでで映画を含め5作。
「アニメが好きだ」と聞いて一般的に想定する視聴本数がいくつかは知らないが、
確実にそれに比べれば少ないのではないか。
そして最近になって見たのが、タイトルにある、
「STEIN;S GATE 0」
前作「STEIN;S GATE」を見たのが5年前、
丁度バックパックを背負ってトルコからドイツまで
ふらふらしていた頃である。
当時は就活ストレスの反動から深夜アニメに嵌っていた、
一日に4,5時間は非現実に浸っていた最たる時期。
そんな中でもこのSFアニメは群を抜き、
以降今に至るまで、僕の中のアニメ二大巨塔の一つだった。
(ちなみにもう一作は「物語シリーズ」)
それから大学を卒業、社会人としてホテルで働き始め、
大人の面倒臭さやら甘さを知り、
周りが結婚し、あるいは知らないどこかで友人を亡くし、
他人をこの26年で最も愛し、別れ、慢性的に病み、
人並みに浮き沈みのある4年半を送った。
沈み続けていた今年の秋口に、
撮りためたまま忘れていた「STEIN;S GATE 0」を、
やることもなくなった連休を使って一気に見た。
続く(多分)